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火災保険で外壁・屋根修理はできる?【磐田市で知っておきたい補償条件と申請ガイド】
コラム

1. 火災保険で外壁・屋根修理ができるって本当?
「火災保険」と聞くと、火事だけを補償するものだと思っていませんか?
実は、多くの火災保険には「風災」「雪災」「雹(ひょう)災」などの自然災害による建物損害も補償対象として含まれています。
補償される代表的な被害
・台風や突風による屋根の破損・瓦のズレ
・強風で飛来物が外壁に当たり損傷した
・雪の重みで雨樋が壊れた
・大雨・強風による雨漏り被害(原因が災害の場合)
ポイント:経年劣化や施工不良は対象外
火災保険はあくまで「突発的な自然災害」による損害が条件です。
築年数が古く、劣化が進んでいる場合や施工ミスによる雨漏りは補償されませんのでご注意ください。
2. 適用される災害と補償内容【必ず押さえたい条件】
補償項目 | 対象となるケース |
風災 | 台風、突風で瓦が飛んだ、屋根材が剥がれた |
雹災 | 雹(ひょう)で屋根や外壁に穴が空いた |
雷災 | 豪雪でカーポートが倒壊、雨樋破損 |
落雷 | 落雷で屋根に破損 |
重要:磐田市は台風被害が多い地域
静岡県は太平洋側に面し、夏から秋にかけて台風の通過が多く、強風被害が発生しやすい傾向にあります。
「壁塗さん」でも毎年、台風シーズン後は屋根補修や雨漏り修理の相談が急増しています。
3. 補償対象外になるケースとよくある勘違い
①:経年劣化による破損
→ 施工後10年以上経過して自然に痛んだ部分はNG
②:施工不良が原因
→ 工事ミスは火災保険でカバーされません
③:水害(床上浸水)
→ 火災保険ではなく水災補償付きプランでなければ対象外
④:申請期限切れ
→ 被害発生から3年以内が原則(損害保険会社共通)
4. 知らないと損!申請の流れと必要書類【完全ガイド】

火災保険申請の6ステップ
①被害発生の確認・応急処置
②損害箇所の写真撮影(広角+アップ写真)
③見積書の取得(被害箇所と修繕内容を明記)
④保険会社への連絡・申請書類請求
⑤損害調査員による現地調査
⑥保険金の支払い → 修理開始
必要書類一覧
・事故状況説明書(被害の原因・日時)
・修理見積書(項目明細が必須)
・損害箇所の写真(施工前)
・保険証券コピー
注意:虚偽申請は保険金詐欺で刑事罰の対象になります。
5. 申請時に注意すべきポイントとよくあるトラブル
申請期限(3年以内)を過ぎると補償されない
調査員への説明は「事実のみ」簡潔に見積書は「工事一式」ではなく、部位別に詳細記載をする。
施工業者が保険対応経験豊富かを確認するようにしましょう!
6. 悪質業者の手口と防止策【磐田市でも発生】
【よくある悪質業者の手口】
・「保険でタダで工事できます」と過度に勧誘
・無料点検と称して屋根に上がり、わざと破損
・保険金の一部を不正請求
【防止策】
・訪問販売の即決契約はNG(クーリングオフ可)
・会社所在地・許可番号・口コミを確認
・保険会社や消費生活センターに相談(188)
7. 磐田市での実例紹介【壁塗さん事例】

ケース:台風被害で瓦ズレ+外壁割れ
築年数:25年
損害額:45万円
保険支払額:38万円
お客様負担:7万円(自己負担+追加補修)
ポイント:火災保険で外壁・屋根の同時補修をカバーし、費用負担を大幅軽減。
8. 火災保険活用のメリット・デメリット
メリット
①修理費用の大幅軽減
②住宅の資産価値維持
③省エネリフォームとの併用でお得
デメリット
①経年劣化は対象外
②保険申請に時間と手間がかかる
9. よくある質問(FAQ)
Q1. 自己負担ゼロでできますか?
A. 基本は保険金の範囲内で工事可能ですが、追加工事やグレードアップ分は自己負担です。
Q2. 申請は自分でできますか?
A. 可能ですが、保険対応に慣れた業者に依頼する方がスムーズです。
Q3. 調査員が来る前に修理したら?
A. 写真や見積書をしっかり残していればOK。ただし応急処置のみ推奨します。
10. まとめと無料相談のご案内
磐田市の住宅オーナーにとって、火災保険を活用した外壁・屋根修理は大きなメリットがあります。
ただし、条件や申請方法を誤ると補償が受けられないこともあるため、専門業者への相談が安心です。
「壁塗さん」では、保険対応実績多数・写真撮影から申請サポートまで無料対応しております。
火災保険を活用した修理をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。