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平屋住宅の外壁塗装で気をつけるべき5つのポイント【磐田市版】

コラム

平屋住宅の外壁塗装で気をつけるべき5つのポイント【磐田市版】

はじめに:平屋の外壁塗装が2階建てと違う理由

 

近年、ワンフロアで生活が完結する暮らしやすさから、平屋住宅の人気が高まっています。外壁塗装を検討する際、「うちは平屋だから2階建てより簡単で安く済むだろう」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、実は平屋にはその構造ならではの特性があり、2階建ての住宅と同じ感覚で塗装計画を進めてしまうと、「思っていた仕上がりと違う」「すぐに汚れが目立ってきた」といった後悔につながる可能性があります。

 

この記事では、静岡県磐田市で多くの住宅塗装を手がけてきた専門家の視点から、平屋住宅の外壁塗装で特に気をつけるべき5つの重要ポイントを詳しく解説します。

大切なご自宅を長持ちさせ、満足のいく仕上がりを実現するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

ポイント1:壁面積は意外と広い?「塗装面積」と「足場面積」の関係性

 

外壁塗装の費用は、主に「塗装面積」「足場面積」「使用する塗料の単価」によって決まります。平屋の場合、この面積の考え方に一つ目のポイントがあります。

 

● 延床面積が同じなら、壁面積は平屋の方が広くなる傾向

意外に思われるかもしれませんが、同じ延床面積の家で比較した場合、総2階建ての住宅よりも平屋の方が外壁の面積は広くなるケースが多いです。これは、建物を上から見たときの面積(建坪)が平屋の方が大きくなるためです。

 

塗装費用は壁の面積に比例して増えるため、「平屋だから壁が少ない」という思い込みは禁物です。正確な面積は業者による実測が必要ですが、見積もりを取る際は、ご自宅の塗装面積がどのくらいなのかをしっかり確認しましょう。

 

● 足場面積は2階建てより少なく、費用を抑えられる可能性

一方で、工事に不可欠な「足場」の面積は、高さがない分、2階建てに比べて少なくなるのが一般的です。足場は外壁塗装の費用全体の中でも大きな割合を占めるため、足場代を抑えられる点は平屋の大きなメリットと言えます。

 

【平屋の面積のポイント】

・塗装面積:

2階建てより広くなる可能性があり、材料費や人件費に影響する。

 

・足場面積:

2階建てより少なく済むため、費用を抑えられる可能性がある。

 

この2つの面積の関係性を理解しておくことが、適正な見積もりを判断する第一歩となります。

 

ポイント2:紫外線と雨の影響を最も受ける「屋根」の重要性

 

平屋は、2階建てに比べて屋根の面積が非常に大きいという特徴があります。この広い屋根が、住まい全体の耐久性に大きく関わってきます。

 

● 建物全体を守る広い屋根は、劣化も広範囲に

屋根は、住まいの中で最も過酷な環境に晒される部分です。一年中、紫外線や雨風を直接受け止めているため、外壁よりも劣化の進行が早い傾向にあります。平屋の広い屋根が劣化すると、雨漏りのリスクが高まるだけでなく、建物全体の美観も大きく損なわれます。

 

● 外壁と屋根の同時塗装で、足場代を大幅に節約

そこで強く推奨されるのが、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことです。 塗装工事で費用がかかる足場は、一度設置すれば外壁も屋根も同時に作業できます。もし外壁と屋根を別々のタイミングで塗装すると、その都度足場を組む必要があり、数十万円単位の費用が無駄にかかってしまいます。

 

磐田市は日照時間も長く、太陽光の影響を受けやすい地域です。外壁の状態をチェックする際は、ぜひ屋根の状態にも目を向け、長期的な視点でメンテナンス計画を立てることをおすすめします。

 

ポイント3:外壁を守る「軒(のき)」と湿気がこもりやすい「軒天(のきてん)」

 

昔ながらの日本家屋を思い起こさせる、深く張り出した「軒(のき)」。この軒の存在が、平屋の外壁を守る上で非常に重要な役割を果たしています。

 

● 深い軒が、外壁を紫外線や雨から守る

軒が深く出ていると、夏の強い日差しが直接外壁に当たるのを防ぎ、紫外線による色あせや劣化を軽減してくれます。また、多少の雨であれば外壁が濡れるのを防いでくれるため、雨だれによる汚れも付きにくくなります。

 

● 見落としがちな「軒天」の塗装

一方で注意したいのが、軒の裏側の天井部分である「軒天」です。 この部分は日当たりが悪く、地面からの湿気がこもりやすいため、カビやシミが発生しやすい場所です。軒天の劣化を放置すると、見た目が悪いだけでなく、湿気が野地板(屋根の下地材)にまで達し、構造部分の腐食につながる恐れもあります。

 

軒天の塗装には、湿気に強い**「透湿性」の高い塗料や、カビの発生を抑える「防カビ・防藻性」**のある塗料を選ぶことが重要です。

平屋住宅の外壁塗装で気をつけるべき5つのポイント【磐田市版】

ポイント4:地面に近いからこそ注意したい「湿気」と「汚れ」

 

建物の高さが低い平屋は、2階建てに比べて壁全体が地面に近いという特徴があります。これにより、特有の劣化症状が現れやすくなります。

 

● 泥はねや湿気によるカビ・藻の発生

壁の位置が地面に近いため、雨が降った際の泥はねが付きやすく、外壁の下部が汚れやすくなります。また、地面からの湿気の影響も受けやすいため、特に日当たりの悪い北側の壁面などでは、カビや藻が発生しやすくなります。

 

磐田市は比較的温暖な気候のため、こうしたカビや藻の繁殖には特に注意が必要です。

 

● 対策は「低汚染性」と「透湿性」の塗料

この問題への対策として、塗料選びがカギとなります。 汚れが付きにくく、雨水で汚れを洗い流すセルフクリーニング機能を持つ**「低汚染性塗料」や、壁の内部にこもった湿気を外に逃がす機能を持つ「透湿性塗料」**を選ぶことで、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。

 

業者に相談する際は、「うちは平屋で湿気が気になるので、それに合った塗料を提案してほしい」と伝えてみましょう。

 

ポイント5:周辺環境に左右される「日当たり」と最適な塗料選び

 

平屋は高さがない分、隣家や樹木、塀などの周辺環境によって日当たりが大きく左右されるという側面があります。

 

● 日が当たる面と当たらない面で、劣化の仕方が違う

例えば、一日中強い日差しに晒される南面は、紫外線による**「色あせ」が起こりやすくなります。一方で、北側など日が当たりにくい面は、湿気が原因で前述の「カビや藻」**が発生しやすくなります。

 

このように、同じ家でも方角によって劣化の症状が異なるため、家全体を画一的に捉えるのではなく、それぞれの壁面の状態に合わせた塗料選びや下地処理が求められます。

 

● 磐田市の地域特性に合わせた選択を

さらに、磐田市という地域性も考慮に入れる必要があります。 遠州灘に近い沿岸部であれば**「塩害」に強い塗料、内陸部で周りに田畑が多い地域であれば風で運ばれる「砂埃」**が付きにくい塗料など、お住まいの環境に最適な機能を持つ塗料を選ぶことが、塗装を長持ちさせる秘訣です。

 

信頼できる地元の業者であれば、こうした地域特性を熟知しているため、的確なアドバイスが期待できます。

 

まとめ:平屋の特性を理解した業者選びが成功のカギ

 

今回は、平屋住宅の外壁塗装で気をつけるべき5つのポイントを解説しました。

1:塗装面積と足場面積の関係を理解する

2:面積の広い「屋根」との同時塗装を検討する

3:外壁を守る「軒」と、湿気がこもりやすい「軒天」の重要性を知る

4:地面からの「湿気」や「汚れ」に適した塗料を選ぶ

5:「日当たり」や周辺環境に合わせたメンテナンスを行う

 

平屋の外壁塗装は、単に「高さが低い」というだけでなく、その構造ならではのメリットと注意点が存在します。これらの特性を深く理解し、一軒一軒の状態に合わせた最適な施工プランを提案してくれる、信頼できる専門業者に依頼することが何よりも重要です。

 

私たち「壁塗さん」は、磐田市の地域特性を熟知し、平屋住宅の塗装経験も豊富な専門家集団です。お客様の大切な住まいを細部まで丁寧に診断し、ご予算やご希望に合わせた最適なプランをご提案いたします。

 

「うちの平屋に合った塗料は?」「まずは見積もりだけ」といったご相談も大歓迎です。磐田市で平屋の外壁塗装をお考えの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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