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冬に外壁塗装をしても大丈夫?12月〜2月の寒冷期に気をつけたい5つの注意点【磐田市版】
コラム

1. 外壁塗装は冬でもできるの?基本の考え方
外壁塗装というと「春か秋がベスト」とよく言われますが、冬でも条件を満たせば問題なく施工は可能です。
その条件とは、主に次の3つです。
①気温が5℃以上あること(塗料によって異なります)
②湿度が85%以下であること
③日中の乾燥時間が確保できること
つまり、塗料がしっかり乾燥・硬化できる環境であれば、冬でも塗装は十分に可能なのです。
ただし、注意すべき点もいくつかあります。特に磐田市の冬の特徴を踏まえた対策が重要です。
2. 寒冷期に注意すべき5つのポイント
① 塗料が乾きにくく、硬化不良のリスクがある
冬は気温が低く、日照時間も短いため、塗料の乾燥・硬化が遅れる傾向があり、これにより次のような問題が起こることもあります。
・表面が乾いても中が乾いていない
・硬化不良で塗膜が弱くなる
② 霜や結露の影響で仕上がりにムラが出る
朝晩の冷え込みにより、外壁表面が濡れていると塗装できません。
・朝早すぎる時間帯は避ける
・施工前にしっかり乾燥しているか確認する
③ 塗装時間が限られる(作業時間の短縮)
日が短く、16時を過ぎると急激に気温が下がるため、実際に作業できる時間は1日あたり4〜5時間程度になることもあります。
④ 塗装スケジュールが天候に左右されやすい
冬は雨・雪は少ないものの、風が強い日や放射冷却の影響で工事がストップすることも。
・予備日を含めたスケジュールで計画することが重要です。
⑤ 使用する塗料の種類に注意が必要
一部の塗料は「5℃未満では使用不可」など、温度依存の条件付きで使用されます。
・低温硬化型塗料など、冬用の製品を選ぶと安心です。
3. 磐田市の冬の気候と塗装タイミングの関係
磐田市は温暖な気候に属しており、冬でも0℃を下回る日は比較的少ない地域です。そのため、他の寒冷地と比較しても、冬季塗装には向いているエリアといえます。
とはいえ、以下のような気象条件に注意しましょう!
・放射冷却により朝は霜が降りやすい(施工開始時間に影響)
・太平洋側特有の乾燥した晴れが多く、日中の作業には適する
・浜風などの影響で風の強い日もある
「午前は遅めにスタートして、午後を中心に施工する」など、柔軟な対応ができる業者を選ぶのがおすすめです。

4. 冬に塗装するメリット・デメリット
【メリット】
・比較的業者のスケジュールが空いているため、希望日時で施工しやすい
・紫外線が弱いため、塗膜の劣化が抑えられる
・湿気が少なく乾燥している日は、塗装には良好な環境
【デメリット】
・作業時間が短く、工期が長引きやすい
・使用できる塗料に制限が出る場合がある
・気温や湿度の急変でムラやひび割れが起きやすくなる
しっかり施工管理されていれば、デメリットも十分にカバーできます。
5. 工期のずれや仕上がりへの影響を防ぐには?
冬の塗装でトラブルを避けるためには、以下の点を業者に確認・依頼しましょう。
① スケジュールに予備日を設けているか
→ 天候不良や乾燥不足を想定しているか確認
② 使用する塗料が冬季対応か
→ 「低温でも施工可能」とされる塗料の指定があるか確認
③ 塗布時間や乾燥時間を管理しているか
→ 朝夕の作業有無や、1日の施工タイムテーブルを提示してもらう
④ 足場や養生の設置・保護に工夫があるか
→ 強風時や寒波予報の際、早めに対策してもらえる体制か
6. まとめ:冬の塗装も「事前の確認」がカギ
「冬に外壁塗装ってできるの?」と不安を持つ方は多いですが、 施工環境・塗料・管理体制をきちんと整えれば、冬でも安全で高品質な塗装が可能です。
磐田市のような比較的温暖な地域では、12月〜2月でも条件を満たせば十分に対応可能です。
「壁塗さん」では、
☑冬季に適した塗料のご提案
☑気温・湿度に応じたスケジュール管理
☑日々の乾燥確認と写真付き報告 を行い、寒い季節でも安心して任せていただける外壁塗装を提供しています。
冬のうちに塗装を済ませて、春から快適な住まいに備えませんか?
ぜひお気軽にご相談ください。



