お知らせ・コラム
雨漏りの修理リフォームの費用相場について
コラム
こんにちは。静岡県磐田市で外壁塗装、屋根塗装を行っております壁塗さんです。
前回の雨漏りのコラムをお読みいただいた方から雨漏りのお問い合わせを多くいただきました。誠にありがとうございます。
できるだけ早く対応を行いますが、伺うと既に悲惨な状況であるご自宅も多いため、もう少し早く依頼いただければこんなに大掛かりな修繕リフォームにならなくて済んだのになぁ…と内心思うご自宅もありました。
雨漏りは大切な住宅や、物件のオーナーにとっての大きな悩みの一つです。
雨漏りが発生すると、室内の天井を始め、壁・床(フローリングや畳)、電化製品をはじめとする家財に損害や快適性の低下など、さまざまな問題が起こります。
そして、なんといっても修理にはお金がかかることも心配ですよね。。。今回は雨漏りの費用相場についてご紹介します。
まず、雨漏りの修理費用は様々な要素によって変動するため一概に「この金額です」とご提示はし辛いのが本音です。ただし、一般的な相場を知ることで、修理費用の見積りが適切であるかどうかを判断することができます。
雨漏りの修理費用は、以下の要素によって決まります。
①雨漏りの原因：雨漏りの原因は屋根や外壁の破損、雨樋の止まり、防水不足など様々なことが起因します。原因によって必要な修理の種類や規模が異なります。小さな穴ひとつでも修理が必要な場合があります。
②修理範囲：雨漏れが発生している箇所の大きさや複合的な問題かどうかも修理費用に影響いたします。 局所的な修理で済む場合と、全体的(大掛かり)な修理が必要な場合では費用に大きな差が生まれます。
③工事の困難度：屋根の高さや、建物の構造によっても工事の困難度が変わります。 一般的な住居ではそこまで大きな変動はありませんが、1階建てと3階建ての住居によっては所用時間が変動したり、マンションやビルなどの高所での作業や特殊な建物の場合、専門的な技術や設備が必要となり、費用が上がる可能性があります。
一般的な目安としては、雨漏りの修理費用は数万～数十万円になることが多いです。小規模な修理であれば、数万円程度で済むこともありますが、大規模な修理や屋根の張り替えが必要な場合は数十万円以上の費用がかかることもあります。
また、修理業者によっても費用が異なる場合があります。 複数の業者に見積りを依頼し、費用と工事内容を比較することで適正な価格を把握することが重要です。
このぐらいの費用相場になるであろう参考を記載しておきます。
屋根からの雨漏りの場合は軽度であれば、5～30万円、中程度で35～75万円、重度になると80～200万円となります。
金額に開きがあるのは、上記で述べた通りになります。また、屋根の材質・素材によっても修理の費用が異なります。
瓦屋根では瓦のズレを修正するだけで雨漏りがおさまる場合も中にはあるため、安価で済む場合もあります。
天井（屋内）の雨漏りの場合は、5～15万円
天井の雨漏りの場合、屋根やベランダだけではなく、外壁のヒビなどから雨水が浸入している可能性もあります。まずは侵入経路を確認する必要があります、水の侵入する原因場所を突き止めて、コーキングやしかるべき処置を行います。
ベランダからの雨漏り 5～15万円
排水溝を詰まらせたままにしてしまうとベランダに水が溜まり、防水加工が弱くなってしまい雨漏りの原因になります。
ベランダからの水の侵入経路を見つけ、ベランダの防水加工をします。
外壁からの雨漏り 5～50万円（軽度）、80～200万円（中～重度）
外壁の劣化が原因の場合も意外と多く、雨漏りの原因のランキングとしては5、6番目が外壁に起因すると言われております。
部分的な処置で済む場合と全面塗装が必要になる場合では、費用に大きな差が出ます。
窓枠・サッシからの雨漏り 5～25万円
窓枠やサッシと壁の間に隙間ができている場合やサッシそのものが老朽化し、隙間ができている場合などがあります。
雨漏りは虫歯
最後に、雨漏りは虫歯のようなもので放置したとして、一時的にたまたま雨漏りが止まったとしても、自然に直ることはありません。
放置するとより深刻な損害を考える可能性があり、同時に補修金額も上がりやすく、最悪自宅そのものを住めなくしてしまう恐れがあります。雨漏りの発生を防ぐためにも、定期的な点検やメンテナンスは行っていくことをお勧めいたします。
雨漏りの修理費用は様々な要素によって変動するため、あくまで参考程度の費用相場になりますが、上記の情報を参考にして、適正な見積りを得ることが大切です。
弊社、壁塗さんでも雨漏り修理を行っており、ありがたいことにたくさんのご依頼をいただいております。外壁塗装・屋根塗装だけではなく、緊急時の雨漏りはもちろん「雨漏りの点検をしてほしい」「メンテナンスってなにすればいいの？」など些細なことでも結構です。お気軽にご相談ください！
監修者情報
公開日：2023年10月11日
